2026年8月16日

こんにちは、経営責任者井原です。
先週は「イノシシとシカの違い」について書きました。今日はその続きで、夏のジビエについてお伝えします。
夏の雄鹿は、脂が乗る。
「ジビエは秋冬が旬」というイメージを持つ方が多いと思います。
確かにイノシシは、秋から冬にかけて脂をたくわえるので、その時期の個体は特に風味が増します。
ところがシカ、特に雄のシカ(オス)は、夏に脂の乗った個体が増えます。
これは秋の繁殖期に向けて体を作る時期だからです。前回の記事でシカ肉は「赤身の理想形」と書きましたが、夏の雄鹿はそこに脂の旨みも加わってくる。
同じ「シカ」でも、季節・性別・個体によって全く別の素材になる。それがジビエの面白さです。

回収現場で、状態を見る。
私の仕事のひとつに、捕獲現場への回収があります。
猟師さんから連絡を受け、現場に向かい、個体を引き取って施設に持ち帰る。その道中や引き取りの瞬間に、「これはどんな個体か」を感じ取ります。
年齢・性別・季節・どんな環境で過ごしてきたか。動物看護師として長年動物を診てきた経験が、こういう場面で活きていると感じます。
施設に戻れば、あとは従業員が丁寧に処理してくれます。命が素材になるまでの最初の一歩を、私は現場で受け取っています。
8月2日(日)、鹿の解体体験を開催します。
告知になりますが、8月2日(日)に鹿の解体体験を開催します。
「ジビエが気になるけど、どこか遠い存在に感じる」という方に、ぜひ来ていただきたいイベントです。
命をいただくということを、頭だけでなく体で感じてもらえる機会になると思っています。申込受付中ですので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。

季節が変わると、同じ山からやってくる動物でも、状態がまるで違う。
そのことを、現場で毎回教えてもらっています。