2025年2月3日
山恵WEB担当の井原です。
店頭にて、発泡トレーで販売している商品のラベルデザインをさせていただきました。
今回は、どんな思いでデザインを作り上げたのかを少しご紹介したいと思います。
フランクや餃子、ハムなど、加工品の商品ラベルは、かわいらしいデフォルメイラストを使っています。
パパッと調理できる加工品には、手軽さや親しみが重要。
お子様や主婦の方にも手に取っていただきやすいように、ポップで温かみのあるデザインを意識して制作しました。
一方で、今回デザインしたスライス肉や切り落としなどの精肉で販売する発泡トレーの冷凍品は少しリアル風なイラストにしました。
こちらは、「この肉、おいしそう」「品質がよさそう」などと感じてもらえる説得力のあるデザインを意識しています。
発泡トレーという簡素な容器だからこそ、ラベルで信頼感を補う必要があります。
また、発泡トレーの冷凍品は、店頭の冷凍庫に平置きされ積まれることが想定されます。
白い冷凍庫内でも目立つよう、誘目性の高い赤色と黄色を採用しましたが、どちらも強い色なので悪目立ちしないよう少し彩度を抑えています。
お客様が商品を手に取るまでにかかる時間は、ほんの数秒だと思います。
だからこそ、その一瞬で“伝わる”デザインをとても意識します。
ラベルデザインは単なる飾りではなく、商品の魅力を届けるツールと考え、商品とお客様を結ぶ大切な橋渡しとして、ラベルの役割を丁寧に考えていけたらと思っています。
商品ごとの思いの違いを、お客様に感じていただけたらうれしいな。
※5月中頃から順次ラベルが変わっていきます。