猪鹿工房 山恵

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第12回 猪肉と新じゃがのアジア風コロッケ

「ジビエってどう調理していいかわからない・・・」 「臭くて硬いって聞くけどどうなの?」 

「作ってみたいけど失敗したくないなぁ・・・」

「モテたいなぁ・・・」 「胃袋ゲットしたいなぁ・・・」

そんな声にお応えしようと一人の男が立ち上がりました!お家でワンランク上のジビエ料理食べたくないですか!?

お店で食べるようなジビエ料理をぜひご家庭でお楽しみください。


材料

猪ミンチ肉 150g

新じゃが 500g

グリーンピース 60g

玉ねぎ 2分の1

クミン 小1

胡椒 20カリカリ

塩 小1

小麦粉

ココナッツファイン

スイートチリソース 適

粒マスタード 適

チャオチー!

今日は猪肉でコロッケを作っていくんですけど、ちょっとアジアな香り漂わせていこうと思います。

まずは新じゃがを茹でていきます。新が付くと春って感じでテンション上がらざるを得ない。

それが日本人の性ですね。

塩を入れて水から茹でていきます。

茹でている間に他の材料を調理しましょう。
まずは玉ねぎをみじん切りにしましょう。

次にフライパンに油を入れてクミンを入れて弱火にかけて香りを出します。

そこに玉ねぎのみじん切りを入れて炒めます。

塩で下味をつけておきます。

玉ねぎは透明になるまで炒めましょう。

透明になったら猪ミンチを加えてさらに炒めます。

炒まったらボールに移し粗熱を取ります。

グリーンピースも茹でておきます。

じゃがいもはスッと串が通るくらいに茹でてください。

茹でたじゃがいもの皮を剥きましょう。
熱いので注意です!

茹でたじゃがいもを潰します。

じゃがいもと肉たちを混ぜます。

グリーンピースも混ぜます。
一気に華やかな色になりました。

胡椒を20カリカリほどと味を見て塩で調味します。

できたタネをお好みの大きさに整形します。

今回はパン粉じゃなくてココナッツファインというココナッツを粗挽きしたもので衣を作っていこうかと思います。

もちろん、「あたいココナッツは嫌よ。」という方はパン粉でもかまいまへんよ。

でも私の経験上女子はココナッツ好きが多いというデータがあるので、モテたいときはココナッツ!

小麦粉をつけて卵をつけてココナッツ。これを2回繰り返します。

出来たら油で揚げます。

きつね色かしば犬色になったら上げどき。

スイートチリソースと粒マスタードを1:1で合わせたソースを添えて完成です。

お皿に盛り付けて完成です。
ディルやパクチーあったら尚良しです!


お肉について

山恵で取り扱うジビエは「いただく命に感謝」を大切に従業員が丁寧に解体しています。

地元猟師さんから捕獲連絡を受け迅速に対応しています。

料理人 河合風太(かわいふうた)

愛知県豊田市出身。
大阪の辻調理師専門学校卒業。
株式会社テイクアンドギブニーズでウェディングの調理や株式会社リノベーションプランニングで店長職を担う。
東京都現代美術館内のレストラン「CONTENT」にて調理・ケータリングやイベント事業に従事。
オーストラリアのイタリアンレストラン「フラッテッリパラディーゾ」で調理を学ぶ。
帰国後都内でギャラリーを手掛ける株式会社クラスカに転職。
クラスカの新規事業の飲食店「DO TABELKA」のオープニングから携わり料理長として勤務。
2021年3月に豊田市に帰郷。
2024年6月より塩の道づれ家を引き継ぐ。
帰郷後は出店やメニュー開発に関わる仕事をしていきたいと考えています。

塩の道づれ家

足助の古い街並みの中にある蕎麦屋

明治後期の古い町屋を修復して利用不易流行という想いで料理の提供や建物の活用をしていきたいと考えています