「ジビエってどう調理していいかわからない・・・」 「臭くて硬いって聞くけどどうなの?」
「作ってみたいけど失敗したくないなぁ・・・」
そんな声にお応えしようと一人の男が立ち上がりました!お家でワンランク上のジビエ料理食べたくないですか!?
お店で食べるようなジビエ料理をぜひご家庭でお楽しみください。
第6回シカニラ炒め
こんにちは!
今回は皆さんに鉄分を届けるべくレバニラならぬシカニラ!やっていこうかと思います。
レバーって美味しいんだけど当たり外れが結構あったり火を通しすぎてボソボソになったりと割と扱いが難しいとこあります。
そこで同じく鉄分は多いけどレバーよりも扱いやすい鹿肉を代用していきます。
結局まち中華最高!
鹿肉 200g
味噌 25g
ヨーグルト 50g
ニンニク 1片
片栗粉 適量
ニラ 半束
もやし 1パック
調味料
●醤油 小1
●酒 大1
●豆板醤 少々
●砂糖 小2分の1
●オイスターソース 大1
●ごま油 小1
黒胡椒 少々
※調味料●は先に合わせておくと後で楽です!
材料の鹿肉ですけど、最近山惠ではちょうど良いサイズのステーキ用の鹿肉とか作り始めたのでそれを使っていきます。
これ一回分作るのにちょうど良いから良いんだよねー。
このサイズならさ、スマートに鹿肉料理とか作っちゃったりして?まずモテるだろうね~
まずこの鹿肉を味噌とヨーグルトを合わせたものに漬け込んでおきます。
ヨーグルトは無糖のもので味噌はなんでも家にあるもので良いです。そこにニンニク1片潰したものを入れて鹿肉を1日以上漬けておきます。
この時点で美味しいから注意してください。
今回は3日漬けています。
漬けた鹿肉を流水で洗います。
一口サイズに切ります。
よく漬かってますね。
この時点で食べたくなりますが、お肉の生食は
ダメ、絶対。
切ったお肉に片栗粉をまぶしてフライパンで表面を焼きます。
弱火で表面が色づいたくらいで一度フライパンからあげます。
次にフライパンはそのままでいいのでもやしを炒めます。
料理人を目指した時に友人が書いてくれたメッセージ入中華鍋。年季と友情を感じずにはいられません。
もやしが炒まったらニラと先程の鹿肉を戻します。
合わせておいた調味料を入れて軽く炒めます。
器に盛り付けて黒胡椒を振って完成です。
丼スタイルも可!
今回から撮影場所変更して地元足助の蕎麦屋「塩のみちづれ家」からお届けしております。
山恵で取り扱うジビエは「いただく命に感謝」を大切に従業員が丁寧に解体しています。
地元猟師さんから捕獲連絡を受け迅速に対応しています。
料理人 河合風太(かわいふうた)
愛知県豊田市出身。
大阪の辻調理師専門学校卒業。
株式会社テイクアンドギブニーズでウェディングの調理や株式会社リノベーションプランニングで店長職を担う。
東京都現代美術館内のレストラン「CONTENT」にて調理・ケータリングやイベント事業に従事。
オーストラリアのイタリアンレストラン「フラッテッリパラディーゾ」で調理を学ぶ。
帰国後都内でギャラリーを手掛ける株式会社クラスカに転職。
クラスカの新規事業の飲食店「DO TABELKA」のオープニングから携わり料理長として勤務。
2021年3月に豊田市に帰郷。
2024年6月より塩の道づれ家を引き継ぐ。
帰郷後は出店やメニュー開発に関わる仕事をしていきたいと考えています。
塩の道づれ家
足助の古い街並みの中にある蕎麦屋
明治後期の古い町屋を修復して利用
不易流行という想いで料理の提供や建物の活用をしていきたいと考えています