かつて人と自然が共に生きていた里山。そこには、山の恵みと人の知恵が織りなす、豊かな暮らしの文化がありました。
しかし今、その里山は「もったいない」の象徴になりつつあります。
動物たちは「害獣」と呼ばれ、処理費をかけて焼却される。その費用さえ猟師さんの自己負担や公的資金=税金で補われているのが現状です。
イノシシだけで年間2,300頭が捕獲される豊田市で、そのほとんどはただ焼かれて終わります。
使われていない自然資源を「価値」に変える。野生動物を単なる“駆除対象”としてではなく、里山の恵みとして見直す。豊かな自然を守りながら、持続可能なかたちで地域と共に循環を生み出していく。
資源としての命をつなぎ、自然と人がともに生きる未来を育てたい。
動物たちを「害獣」ではなく、里山のパートナーとして迎え入れる社会をつくっていきます。
山の資源に新しい価値を。
私たち山恵が何よりも大切にしているのは、「誠実」であること。
それは、誰かの目がある時だけでなく、見えないところでこそ試される姿勢です。
私たちは、安全と品質に一切の妥協をしません。
地域の方々、そして自然から授かった命に対し、常に感謝を忘れず、真摯に向き合います。
礼儀と謙虚さを持ち、信頼は一つひとつ積み重ねるものだと心得ています。
だからこそ、どんな小さな仕事にも、規律を守り、丁寧に取り組む姿勢を貫きます。
自然と共に生きるということは、人としてのあり方を問われること。
山恵は、誠実という価値を、行動で証明し続けます。
私たち山恵は、「それは無理だ」と言われることにこそ、希望があると信じています。
固定概念にとらわれず、誰も踏み込んでこなかった領域に、一歩を踏み出す。
そこにこそ、次の時代をつくるチャンスが眠っていると信じているからです。
私たちは、常に学び、考え、挑み続けます。
目標は今よりも高く、視野は今よりも広く。
誰かの「当たり前」を変える価値を生み出し、未来へとつなぐ挑戦をやめません。
里山から始まった挑戦が、やがて社会を変えていく。
山恵は、そんな未来を信じて、今日も挑み続けます。