2026年8月16日

こんにちは、経営責任者井原です。
前回「先に、答えを言わない。」で、搬入された個体について、自分の見立てを先に言わず、まず従業員に「どう見える?」と聞くようにした話を書きました。
これを続けてみて、しばらくしてから気づいたことがあります。
うちは今、捕獲から解体まで、ほぼ一人のスタッフが担っています。
だからこそ、彼女は私の顔つきや聞き方から、私が何を言ってほしいのかを、なんとなく読み取れてしまうのです。
「どう見える?」と聞いているつもりでも、声のトーンや間の取り方に、すでに答えがにじみ出ていることがある。
長く一緒にやっているからこその、あうんの呼吸が、邪魔をしてしまうことも。
動物看護師時代も、長年組んでいたパートナーとは、目配せだけで大体の見立てが伝わるようになっていました。
助かる場面も多かったのですが、二人で同じ思い込みを共有してしまい、揃って見落とすということも、実はありました。
近さや信頼が、そのまま先入観の共有になってしまうこともあります。
見立てを先に言わないようにしただけでは、足りなかったのだと思います。
今は、聞き方そのもの、声のトーンや聞くタイミングまで、少し意識するようにしています。
とはいえ、毎日顔を合わせていると、聞く前から通じ合ってしまうのですが(笑)